滋賀県高島市にある温泉宿『マキノ白谷温泉 八王子荘』を日帰り利用した。
マキノ白谷温泉 八王子荘は、山あいの静かな環境でゆったりと過ごせる温泉宿である。泉質は単純弱放射能冷鉱泉で、浴場は内湯2つと露天風呂1つというシンプルな造りながら、落ち着いた雰囲気が魅力である。本記事では、浴場や温泉の特徴、泉質や利用形態、混雑状況、館内設備などを紹介する。
なお、同じ高島市にある『マキノ高原温泉 さらさ』も訪問しており、訪問記事はこちらから。
施設情報 #
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | マキノ白谷温泉 八王子荘 |
| 所在地 | 滋賀県高島市マキノ町白谷370-1 |
| 料金(日帰り入浴) | 700円 |
| 泉質 | 単純弱放射能冷鉱泉 |
| 浴槽 | 内湯2つ、露天風呂1つ |
| 営業時間(日帰り入浴) | 10:00~20:30 |
| 公式サイト | http://www.hachiojiso.com/ |
温泉と浴場の特徴 #

マキノ白谷温泉 八王子荘の浴場は、熱めの内湯とぬるめの内湯の2つに加え、内湯の奥に露天風呂が1つというシンプルな構成である。サウナや水風呂は設けられていない。

露天風呂からは周囲の山々を眺めることができ、耳に入るのは湯口から流れるお湯の音と、初夏の蝉の声だけであった。派手さはないものの、静かな環境の中でゆったりと湯に浸かれるのが魅力である。
個人的には、近くにあるマキノ高原温泉よりもこちらの雰囲気が好みだった。浴場はややコンパクトだが、その分落ち着いた空気があり、訪問時はほぼ貸切状態で利用できた。
訪問したのは土曜日の15時30分頃である。この時間帯は空いていたが、16時30分を過ぎると家族連れが増え始め、ちょうど入れ替わるような形となった。

温泉分析表を見ると、泉質は単純弱放射能冷鉱泉である。源泉温度は18.3℃と低いため、浴槽では加温して利用されている。源泉名は施設名と同様に、「マキノ白谷温泉」である。
お湯は無色透明で、温泉特有の匂いやクセはほとんど感じられなかった。特徴としては、ラドンを含む放射能泉である点が挙げられる。

温泉の利用形態としては、加温有り・循環濾過有り・消毒有りである。消毒が行われているものの、訪問時は塩素臭はほとんど気にならず、快適に入浴できた。面白いと思ったのが、浴場入口に各浴槽の湯温が表示されていたことだ。入浴前に好みの温度を確認できるのは親切だと感じた。

今回は利用しなかったが、館内には貸切風呂も用意されている。予約制で、利用料金は1時間1,000円である。なお、この料金とは別に人数分の入浴料が必要となる。
館内施設 #
館内には受付前にロビーがあり、テーブルやソファが設置されている。湯上がりに座って休憩できるため、入浴後ものんびり過ごせた。

湯上がりは恒例の瓶入り牛乳を頂いた。この日は直前に訪れたマキノ高原温泉さらさでコーヒー牛乳を飲んでいたため、今回は気分を変えていちご牛乳を選んだ。どちらも雪印の商品である。

建屋入口では信楽焼のたぬきが出迎えてくれた。
信楽焼は滋賀県を代表する伝統工芸品であり、温泉施設に限らず県内のさまざまな店舗で見かける。地域らしさを感じられる、ちょっとした見どころの一つだ。
愛嬌のある表情が魅力ではあるものの、じっと見ていると少し迫力もあり、小さな子どもは怖がってしまうかもしれない。
まとめ #
マキノ白谷温泉 八王子荘は、設備こそシンプルだが、静かな環境の中でゆっくりと温泉を楽しめる一軒だった。
泉質に大きな個性はないものの、落ち着いた雰囲気や露天風呂から望む山の景色は心地よく、混雑しにくい時間帯であれば、のんびり過ごしたい人には特におすすめできる。
近隣にはマキノ高原温泉 さらさもあるが、静けさや落ち着きを重視するなら、個人的にはこちらの方が満足度は高かった。