滋賀県東近江市にある『永源寺温泉 八風の湯』(えいげんじおんせん はっぷうのゆ)を訪問した。
永源寺温泉 八風の湯は、タオル・館内着込みでゆったり過ごせる日帰り温泉施設である。温泉は弱アルカリ性単純温泉で、源泉掛け流しではないものの、広い露天風呂や壺湯、2種類のサウナなど設備は充実している。料金はやや高めだが、休憩スペースも快適で、静かに過ごしたい人におすすめだ。本記事では、浴場や館内設備、料金などを実際に訪れた感想とともに紹介する。
施設情報 #
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | 永源寺温泉 八風の湯 |
| 所在地 | 滋賀県東近江市永源寺高野町352 |
| 料金 | 平日1,300円、土日祝1,700円 ※タオル・バスタオル・館内着付 |
| 泉質 | 弱アルカリ性単純温泉 |
| 浴槽 | 内湯複数、サウナ2、水風呂1、露天風呂複数 |
| 営業時間 | 10:30~22:00 |
| 公式サイト | https://www.happuno-yu.com/eigenji/ |
浴場と温泉の特徴 #

浴場は、内湯2種類(主浴槽・薬草風呂)のほか、座り湯、水風呂、サウナ2種類を備える。露天エリアには約10人以上が入れそうな広い露天風呂と壺湯が2つあり、全体として設備は充実している。
座り湯は足元に温泉が溜まり、背中にも温泉が流れる構造になっている。全身をじんわり温めてくれるため、意外と体がよく温まる。
一方で露天風呂の底面はコンクリートが露出した凹凸のある造りとなっており、腰を下ろすと少し痛い。長時間ゆっくり浸かるにはやや不向きだった。また、源泉掛け流し浴槽がない点も少し物足りなく感じた。
壺湯は循環式ではあるものの、常にお湯が溢れる掛け流し方式となっており、お湯の新鮮さを感じられた。壺湯は一定時間ごとに給湯される施設も多く、タイミングによっては湯面に繊維くずなどが浮き汚れていることもある(天名乃湯の訪問記参照)。その点、本施設は常にお湯が入れ替わるため、清潔感があった。

温泉分析表を見ると、泉質は弱アルカリ性単純温泉である。色は無色透明で、源泉温度は38.1℃。源泉名は「永源寺温泉」である。温泉の利用形態としては、加温有り・循環濾過有り・消毒有りである。
料金は平日1,300円、土日祝1,700円と周辺施設の中では高めである。ただし、タオル・バスタオル・館内着が料金に含まれているため、平日であれば価格相応、あるいは少しお得に感じた。休日料金になると割高感はあるものの、館内設備を含めれば納得できる範囲だろう。
近隣の甲賀温泉やっぽんぽんの湯は、1700円でタオルすらついてこなかったのと対照的である(以下の訪問記参照)。
ただ一点気になったのは、受付で「タオルや館内着を付けますか?」と確認される点である。私は有料オプションだと思い一度断ってしまったが、実際には入館料に含まれていた。料金に含まれているのであれば、最初から渡してもらえる方が分かりやすいと感じた。
館内・周辺施設 #

湯上り後には、紙パックのいちご牛乳を頂いた。私はよく瓶入り牛乳を飲むが、こちらには置かれていなかった。

休憩スペースにはリクライニングシートが用意されており、館内全体も落ち着いた雰囲気である。価格設定が高めなこともあってか、一般的なスーパー銭湯というより、大人が休日をゆっくり過ごすための日帰り温泉施設という印象を受けた。

永源寺周辺はそばが有名なのか、そば屋が複数ある。私は、名前そのままの『永源寺そば』というそば屋に入店した。

注文したのは店名にもなっている永源寺そばである。温かいそばに山菜や刻みネギ、天ぷらが添えられた一品である。
地元産のそば粉を使用しているためか、麺はやや白みがかった見た目だった。こんにゃくも永源寺の名物とのことで、水には深山から湧き出る湧水を使用しているという。
私は11時の開店とほぼ同時に入店したが、同じタイミングで他2グループが来店し、人気の高さが窺えた。
まとめ #
永源寺温泉 八風の湯は、源泉掛け流しではないものの、落ち着いた館内や充実した休憩スペースが魅力の日帰り温泉であった。料金はやや高めだが、タオル・館内着込みでゆっくり滞在することを考えれば十分満足できる内容である。静かな環境で一日のんびり過ごしたい人にはおすすめできる施設である。