福島県郡山市にある磐梯熱海温泉(ばんだいあたみおんせん)の『温泉プチホテル 湯kori』を日帰り訪問した。
湯koriは、日帰り入浴700円で源泉掛け流しの美肌の湯を楽しめる温泉宿である。派手な設備こそないが、適温の湯と落ち着いた雰囲気でゆっくり過ごせるため、筆者も磐梯熱海温泉を訪れるたびに利用している。本記事では、浴場や泉質、館内の様子などを詳しく紹介する。
磐梯熱海温泉全体の散策記事については、以下を参照のこと。
施設情報 #
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | 温泉プチホテル 湯kori 磐梯熱海 |
| 所在地 | 福島県郡山市熱海町熱海1丁目109 |
| 料金(日帰り入浴) | 日帰り入浴700円 |
| 泉質 | アルカリ性単純温泉 |
| 浴槽 | 内湯 |
| 営業時間(日帰り入浴) | 11:00~21:00 |
| 公式サイト | https://fukuraya.jp/yukori/ |
浴場と温泉の特徴 #

『温泉プチホテル 湯kori』は、モダンでコンパクトな浴場ながら、源泉掛け流しにこだわった温泉を楽しめる宿である。
浴槽は決して広くはないが、その分落ち着いた雰囲気があり、ゆったりと湯に浸かれる。お湯はpH9.3を誇るアルカリ性単純温泉で、浸かった瞬間から肌がなめらかになるような、非常に強いすべすべ感を感じた。
湯温も熱すぎずぬるすぎず絶妙で、長湯しやすい。一度湯船から上がって休憩し、再び浸かる、そんな入り方を繰り返していると、身体の緊張がゆっくりとほぐれていくようだった。
私はこれまで磐梯熱海温泉を3回訪れているが、そのたびに湯koriを日帰り利用している。3回とも混雑していたことはなく、先客がいてもせいぜい1人程度だった。静かな浴場で、自分のペースで入浴と休憩を繰り返せることも、この施設を何度も訪れる理由の一つである。

温泉分析表によると、泉質はアルカリ性単純温泉。源泉は「郡山市営第1号泉・第4号泉・第5号泉・第7号泉」の混合泉となっている。
磐梯熱海温泉では、複数の源泉を集中管理方式で各施設へ配湯していると考えられるため、自家源泉を持つ施設を除けば、基本的な泉質に大きな違いはないと思われる。
源泉温度は50.4℃、pHは9.1。湯はほぼ無色透明で、入浴時には特に臭いは感じなかった。
この浴場で最も印象的だったのは、大浴場の壁一面に描かれたタイル画である。金髪の裸婦が描かれた作品で、マーメイドをモチーフにしているのだろうか。1962年の創業当時から残されているもので、館内がモダンにリニューアルされた現在でも、そのまま保存されているという。
館内・周辺施設 #

浴場を出た先の廊下にはソファーが置かれており、湯上がり後にゆっくり休憩できる。さらに、磐梯熱海の名水が紙コップで無料提供されていた。

館内にはカフェが併設されているほか、レトルトカレーも販売されていた。かなりの種類が並んでおり、温泉施設としては少し意外な光景だった。
まとめ #
温泉プチホテル 湯koriは、大規模なスーパー銭湯のような設備はないものの、源泉掛け流しの良質な湯を落ち着いた環境で堪能できる施設だ。
日帰り入浴700円という料金設定も魅力的で、混雑も比較的少ない。熱すぎない適温の湯にじっくり浸かり、休憩を挟みながら再び入浴する、そんな贅沢な時間を過ごせるのが、この施設最大の魅力である。
磐梯熱海温泉を訪れるたびに、私が繰り返し足を運んでしまう理由もそこにある。派手さはないが、温泉そのものの心地よさを味わいたい人には、自信を持っておすすめできる温泉施設である。