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3つの源泉とトロトロの美人湯——湯の山温泉(三重県菰野町)

3つの源泉とトロトロの美人湯——湯の山温泉(三重県菰野町)

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三重県菰野町にある湯の山温泉(ゆのやまおんせん)。私はこれまでに2〜3回訪れたが、そのすべてで向かったのは『グリーンホテル』の日帰り温泉利用だった。なぜなら最初に訪れたこの施設が、あまりにも良すぎたからだ。

なお、同じ湯の山温泉にある『鹿の湯ホテル』も日帰り利用しており、訪問記事はこちらから。

自家源泉3つ!トロトロの泉質に圧倒される
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看板

グリーンホテルの最大の魅力は、なんといっても3つの自家源泉を保有していることだろう。グリーンホテルの駐車場に着いた際に目にする看板にも、魅力として「3つの自家源泉」がアピールされている。なお、日帰り利用で入浴できるのは源泉2つ(3号泉と4号泉)である。

グリーンホテル

泉質はラドン含有アルカリ性単純泉で、とろみがあり、いわゆる美人の湯である。肌にまとわりつくようなトロトロ感は、同じ三重県内にある榊原温泉(さかきばらおんせん)を彷彿とさせる。源泉掛け流しであり、効能としては美肌効果が挙げられる。

私自身、他の湯の山温泉の施設も気にはなっているが、「これ以上の温泉体験はあるのか?」と思ってしまい、結局グリーンホテルに通い続けてしまっているのが現状だ。

湯量豊富な露天風呂
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特に印象に残っているのは、階段を下っていく構造の露天風呂である。この導線からしてすでに非日常感たっぷりで、まるで温泉の奥地に潜っていくような感覚に包まれる。そして湯量が豊富なのか、階段の途中には温泉がちょろちょろと流れ出している。浴槽に浸かる前から、すでに温泉の世界に足を踏み入れている気分になれる。

露天風呂と内湯の出入り口には、飲泉所も設けてある。小さめの使い捨てプラカップが置いてあり、ラドン成分が強いためか、飲むのは1日2杯までと注意書きがあった。私ももちろん2杯頂いた。

湯上り後の楽しみ
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コーヒー牛乳

湯上り後は、のれんを出て直ぐの休憩所にて、瓶入りコーヒー牛乳を頂いた。私は、温泉・銭湯で瓶入りコーヒー牛乳を見掛けたら、必ず飲むようにしている。『メイトーコーヒー』とはあまり見掛けないなと思い、地元の銘柄かと思ったら、そうでは無かったのが少し残念であった。

榊原温泉との比較
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三重県のとろとろ泉質の温泉といえば榊原温泉が有名だが、私は湯の山温泉もそれに勝るとも劣らないと思っている。むしろ、混雑の度合いでは圧倒的に湯の山温泉に軍配が上がる。榊原温泉では、人気のぬる湯が常に満員で、他人と膝が当たるほどの混雑もあった。一方、湯の山温泉は人がまばらで、心ゆくまで湯に浸かることができる。まさに穴場の名湯といえるだろう。

なお、私は榊原温泉も訪問しており、訪問記はこちらから。

アクセス:車移動が前提
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ただし注意点もある。湯の山温泉は、温泉街として徒歩で楽しむようなエリアではない。施設間の距離もあり、基本的に車移動が前提である。私も毎回自家用車で訪れている。温泉街散策を楽しみたい人にはやや不向きだが、温泉そのものにじっくり向き合いたい人にはぴったりだ。

誰にすすめたいか?
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湯の山温泉は、美肌効果の高い泉質を求める女性や、混雑を避けて静かな環境で湯に浸かりたい人におすすめである。にぎやかさや観光地感ではなく、質の高い湯と静けさを大切にしたい人向けの温泉地といえる。

何度も訪れたくなる理由が、湯の山温泉には確かにある。

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