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十津川温泉 庵の湯 レビュー|二津野ダム湖畔が一望できる源泉掛け流し温泉

十津川温泉 庵の湯 レビュー|二津野ダム湖畔が一望できる源泉掛け流し温泉

·1796 文字·4 分

奈良県十津川村の十津川温泉(とつかわおんせん)にある日帰り温泉施設『庵の湯』(いおりのゆ)を訪問した。

庵の湯は、十津川村が掲げる「源泉掛け流し宣言」のもと、新鮮な源泉をそのまま楽しめる日帰り温泉施設である。内湯は一つだけのシンプルな構成ながら、二津野ダム湖畔と十津川を望む静かな立地が大きな魅力となっている。本記事では、庵の湯の浴場や泉質の特徴に加え、湖畔へと下っていく長い階段、飲泉所や足湯などの周辺施設、駐車場利用時の注意点までを実際の訪問体験をもとに紹介する。

十津川温泉全体の散策記事については、以下を参照のこと。

施設情報
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項目 内容
施設名 十津川温泉 庵の湯
所在地 吉野郡十津川村平谷865
料金 600円
泉質 ナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉
浴槽 内湯1つ
営業時間 8:30~20:00
公式サイト https://www.vill.totsukawa.lg.jp/traveling_guide/onsen_gou/

浴場と温泉の特徴
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庵の湯

庵の湯の浴場は、内湯が1つだけのシンプルな構成である。浴槽はそれほど広くないが、その分、落ち着いた雰囲気の中で静かに温泉を楽しむことができる。

私は庵の湯を三度ほど訪れているが、いずれも混雑している印象はなく、利用者は自分のほかに一人いる程度であることが多かった。入れ替わりで利用することも多いため、タイミングが合えば浴場を独占しているような感覚を味わえる。

十津川温泉の大きな特徴は、何と言っても源泉掛け流しである。十津川村は「源泉掛け流し宣言」を行っており、村内の温泉施設はすべて源泉掛け流しを基本としている。庵の湯もその一つであり、新鮮な源泉をそのまま楽しめる。

温泉分析表

温泉分析表によれば、源泉名は「十津川温泉2号・7号混合源泉」である。泉質はナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉で、色は無色透明である。源泉温度は58.0℃と比較的高い。

庵の湯の魅力は、泉質の良さだけではない。浴槽からは二津野ダム湖畔と十津川を望むことができ、山と水に囲まれた静かな景色の中で湯に浸かることができる。観光地化されすぎていない程よい鄙びた雰囲気も心地よく、自然との一体感を味わえる日帰り温泉施設である。

館内・周辺施設
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庵の湯へと続く階段

庵の湯のある湖畔エリアは、十津川温泉街の中心部よりもやや低い位置にある。そのため、施設へ向かう際には、入口から長い階段を下っていくことになる。

この階段を下りながら、眼下に広がる二津野ダム湖畔や十津川の景色が少しずつ近づいてくる。温泉へ向かうまでの道のりそのものが、山あいの温泉地らしい風情を感じさせてくれる。

飲泉所

庵の湯へ続く下り階段の横には、十津川温泉の源泉を飲むことができる飲泉所がある。源泉掛け流しの温泉地ならではの設備であり、温泉の新鮮さを感じられるポイントの一つである。

飲泉所にはコップが置かれているが、衛生面が気になる場合は、自分でコップを持参すると安心して利用できる。手ですくって飲むこともできるが、源泉は熱いため注意が必要である。飲泉所の存在そのものが、十津川温泉の豊かな湯量と温泉地としての魅力を感じさせてくれる。

足湯

庵の湯の建屋前には、無料で利用できる足湯も設けられている。私は足湯よりも全身浴を好むため利用したことはないが、足湯は読書やスマートフォンの操作、会話などをしながら気軽に楽しめるのが魅力である。

実際に、二人組の観光客が足湯に浸かりながら談笑している姿を見かけたことがあり、入浴後の休憩や散策途中のひと休みにちょうどよい施設だと感じた。

なお、庵の湯には専用駐車場がないため、自家用車で訪れる場合は村営駐車場を利用する必要がある。

まとめ
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庵の湯は、十津川温泉の源泉掛け流しを静かな環境で味わえる日帰り温泉施設である。高台の温泉街から湖畔へと長い階段を下り、二津野ダム湖畔と十津川を望む浴場にたどり着くまでの道のりも、この温泉ならではの風情として印象に残る。内湯が一つだけのシンプルな構成であるからこそ、混雑に左右されにくく、落ち着いた環境で温泉と向き合うことができる。

また、飲泉所や足湯といった周辺設備も充実しており、入浴前後を含めて十津川温泉の魅力を感じられる点も魅力である。派手な施設や多彩な浴槽を求める人には物足りないかもしれないが、源泉掛け流しの新鮮な湯を静かに楽しみたい人、山と湖に囲まれた鄙びた温泉地の雰囲気を味わいたい人、そして混雑を避けてゆっくりと温泉に浸かりたい人には、お勧めの日帰り温泉施設である。

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