静岡県伊豆市にある土肥温泉(といおんせん)には、これまで二度訪れている。最初にこの地を選んだのは、静かに過ごせる露天風呂付き客室に泊まりたいと思ったからだ。ちょうど知り合いが宿泊していた宿の評判を聞き、思い切って一人旅で訪れることにした。
なお、同じ静岡県にある熱海温泉(あたみおんせん)、修善寺温泉(しゅぜんじおんせん)、仙石原温泉(せんごくはらおんせん)も訪問しており、訪問記事はこちらから。
露天風呂付き客室で過ごす贅沢 #

宿泊した温泉宿は、『ゆとりろ西伊豆』である。これは当時の名前で、2026年2月現在は『あたら夜 西伊豆』というらしい。実際に泊まってみると、価格はリーズナブルながら、部屋で好きな時間に露天風呂に浸かれる贅沢さがあった。泉質はカルシウム・ナトリウム硫酸塩泉で、色は無色透明である。

当時の口コミではWi-Fiが繋がりにくいといった理由で点数が低めだったが、そんなのは事前に分かっていれば解決できる。自分でポータブルWi-Fiを持ち込めば済む話だ。むしろ、そうした細かい点を理由に減点する人たちのレビューは、宿の本質を見落としていると思う。そういう宿が意外と穴場で、実際とても満足度が高かった。
アクセスの大変さも旅の一部 #
土肥温泉の難点はアクセスのしづらさだ。公共交通機関を使う場合、最寄りの鉄道駅からバスで1時間という距離感で、車があればもっと行きやすいのだろうと思う。ただ、そのアクセスの悪さこそ旅らしさを感じるポイントでもある。特におすすめなのが清水港からフェリーを利用するルートだ。運賃は手頃で、海を渡る非日常感が一気に高まり、旅情を感じられる。
また訪れたい土肥温泉 #
二度目の訪問でも、やはり清水港からフェリーに乗って向かった。海の上から眺める景色、港に着いてからの静かな町の雰囲気は、時間を忘れさせてくれる。次に訪れるときも、また同じように清水港からフェリーで向かい、静かな温泉時間を過ごしたいと思っている。