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露天風呂付き客室への連泊で完全に身体を癒す――仙石原温泉(神奈川県箱根町)

露天風呂付き客室への連泊で完全に身体を癒す――仙石原温泉(神奈川県箱根町)

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モダンで新しい空間に備わる客室露天風呂
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ゴールデンウィークの長期連休を利用して、箱根・仙石原にある『ススキの原 一の湯』に二泊した。この宿は、建物全体がお洒落でモダンな造りとなっており、新しさを感じさせる清潔感のある空間が印象的である。

最大の魅力は、全客室に露天風呂が備わっていること。客室の露天風呂には無色透明の大平台温泉が引かれており、自室にいながらいつでも好きな時に温泉を堪能できる。実は大浴場では大涌谷温泉(露天)と大平台温泉(内湯)の二源泉を楽しめる趣向であったのだが、モダンで居心地の良い客室での入浴があまりに快適で、大浴場を利用せず終いだったことは今となっては贅沢な後悔である。

大涌谷温泉の方の泉質は酸性 カルシウム・マグネシウム 硫酸塩・塩化物泉で、大平台温泉の方の泉質はアルカリ性単純泉である。

二泊だからこそ生まれたススキの原への散策
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観光名所を詰め込むのではなく、あえてお洒落な宿に引きこもるインドアな過ごし方を選択したが、その合間にススキの原へ散歩に出かけた。

一泊の慌ただしい行程であれば、温泉街や主要な名所を巡るだけで精一杯になり、景色の良い野原をただ歩くようなゆとりは持てなかっただろう。二泊という時間の余裕があったからこそ、仙石原を象徴するススキの景色を愛でる散策の時間を生むことができた。喧騒を離れ、自然の中を歩く時間は、洗練された宿での滞在をより豊かなものにしてくれた。

連泊で実感した心身の回復
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今回の滞在を通じて、同じ温泉宿に二泊することの意義を強く実感した。一泊では慌ただしく過ぎ去ってしまう時間も、新しく快適な設備の中で二泊過ごすことで、身体だけでなく心までもが深い部分から解きほぐされていく。

客室の露天風呂に何度も浸かり、気が向けば近隣を散歩する。こうしたゆとりある過ごし方ができたのは、全室露天風呂付きという高い機能性と、モダンで非日常を感じさせる空間があったからこそである。心身の疲れをリセットするために、この「二泊三日の宿籠もり」は最高に贅沢な選択であった。

なお、同じ静岡県にある熱海温泉(あたみおんせん)、土肥温泉(といおんせん)、修善寺温泉(しゅぜんじおんせん)も訪問しており、訪問記事はこちらから。

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