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房総半島から太平洋を一望する――鴨川温泉(千葉県鴨川市)

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夏の夜、用事の傍らに訪ねた老舗ホテル
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千葉県鴨川市にある鴨川温泉(かもがわおんせん)を訪問した。元々は温泉が目的では無く、近くで用事があり宿泊する機会があったため、せっかくなので鴨川温泉にて日帰り温泉を利用した。訪問したのは、『鴨川グランドホテル』である。

館内へ一歩足を踏み入れると、ロビーをはじめとする空間は非常に混雑していたが、それ以上に目を引いたのが館内の絢爛豪華な佇まいである。宿泊客が活動する夜の時間帯ということもあり、リゾートホテルらしい活気と格式が同居していた。

清潔感という決定的な対比
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今回、鴨川グランドホテルを利用した背景には、当時宿泊していた別の宿での経験があった。その宿は建物自体が老朽化しており、また、内部も清潔感に欠け、過ごしていて不快感を覚えるような場所であった。そんな宿からの逃避がてら、せめて入浴は快適な場所でしたいと思い、鴨川グランドホテルの日帰り温泉を利用することとした。

鴨川グランドホテルは、館内や風呂場に至るまで清掃が行き届き、非常に衛生的であった。この圧倒的な清潔感の差は、不快な思いをしていた自分にとって、何物にも代えがたい安らぎとなった。

充実した設備と、去りがたい心地よさ
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温泉施設では、内湯や露天風呂、さらにはサウナまで一通り利用した。いずれも豪華な造りであり、充実した設備の中でゆったりと汗を流すことができた。鴨川温泉の泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物-炭酸水素塩冷鉱泉で、色は無色透明である。

湯に浸かり、長居をすればするほど、本来の宿泊先へ戻ることへの抵抗感が強まっていった。「最初からこのホテルに泊まれば良かった」という後悔が頭をよぎるほど、この場所の居心地は素晴らしかった。日帰り利用ではあったが、質の高いホテルの価値を再認識する、非常に印象深い体験となった。

なお、同じ千葉県にある南柏温泉(みなみかしわおんせん)も訪問しており、訪問記事はこちらから。

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