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飯坂温泉 鯖湖湯 レビュー|熱さと情緒を味わう共同浴場

飯坂温泉 鯖湖湯 レビュー|熱さと情緒を味わう共同浴場

·1250 文字·3 分

福島県福島市にある飯坂温泉(いいざかおんせん)の共同浴場『鯖湖湯』(さばこゆ)を訪問した。

飯坂温泉全体の散策記事については、以下を参照のこと。

施設情報
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項目 内容
施設名 飯坂温泉 共同浴場 鯖湖湯
所在地 福島市飯坂町字湯沢32-イ
料金 400円
泉質 アルカリ性単純温泉
浴槽 内湯
営業時間 6:00~21:00
公式サイト https://iizaka-onsen.fckk.co.jp/onnsen-guide/sabakoyu/

浴場と温泉の特徴
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鯖湖湯

飯坂温泉を代表する共同浴場である鯖湖湯は、その外観からして強い存在感を放っている。現在の建物は1993年に改築されたものであるが、往時の木造建築を忠実に再現しており、共同浴場らしい風格を今に伝えている。

昭和レトロやノスタルジーが再評価される令和の時代にあって、その景観はむしろ新鮮に映る。バブル期には大型旅館で滞在が完結する温泉旅行が主流となったが、近年では宿と温泉街を楽しむ泊食分離や、昔ながらの湯治文化が見直されつつある。鯖湖湯は、そのような飯坂温泉の魅力を象徴する存在である。

浴室は内湯のみという極めてシンプルな造りである。浴槽には磨き上げられた御影石が用いられ、木造建築との調和が見事である。歴史ある共同浴場らしい趣を残しながらも古さは感じさせず、むしろ普遍的な美しさを備えている。数十年後に訪れたとしても、この空間の印象は変わらないであろうと思わせる完成度である。

湯は無色透明のアルカリ性単純温泉である。飯坂温泉らしく湯温は非常に高く、初めて訪れる人にはかなり熱く感じられるだろう。私が訪れた夕方には地元客が数人入浴していたが、熱さに戸惑う私を見ると「水を入れようか」と声を掛け、一緒に温度を調整してくれた。共同浴場は敷居が高いという印象を持つ人もいるかもしれないが、こうした地元の人々との自然な交流もまた、共同浴場ならではの魅力である。

また、鯖湖湯にはシャワー(カラン)が設置されていない。利便性だけを見れば不便と感じる人もいるだろう。しかし、湯を汲んで身体を流すという昔ながらの入浴様式がそのまま残されていることに、温泉文化の歴史を感じた。スーパー銭湯では味わえない非日常感があり、共同浴場に来たという実感を強く抱かせてくれる施設である。

周辺施設
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oncafe

鯖湖湯の正面には、『oncafe』という喫茶店があった。内装はシックな外観である。

oncafe店内

鯖湖湯の湯上り後に一休みしながら喉を潤すにはちょうどいい。また、鯖湖湯は駐車場が無いが、oncafeの駐車場を利用することも出来る。

飯坂温泉 鯖湖神社

鯖湖湯のすぐ隣には、鯖湖神社がある。神社の境内には、「飯坂温泉発祥之地」と書かれた石碑があった。旅のついでに参拝すると良いだろう。

ほりえや旅館

すぐそばには、木造建築が素晴らしい『ほりえや旅館』がある。ほりえや旅館の宿泊体験記はこちらから。

まとめ
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鯖湖湯は単なる共同浴場ではない。飯坂温泉という温泉街の文化を体験するための入口であり、この地を訪れたなら一度は浸かっておきたい温泉である。

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