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セントピアあわら レビュー|温泉の個性は薄いが東尋坊観光に便利な立地

セントピアあわら レビュー|温泉の個性は薄いが東尋坊観光に便利な立地

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福井県あわら市にあるあわら温泉の日帰り温泉施設『セントピアあわら』を訪問した。

セントピアあわらは、天窓から日差しが差し込む開放的な大浴場や清潔な館内が魅力の施設だが、徹底した衛生管理ゆえの強い消毒臭や加水・循環といったお湯の利用形態など、温泉好きとしては少し物足りさを感じる側面もある。

しかしあわら温泉自体は、名勝・東尋坊がすぐ近くにあるため観光の拠点として非常に優れており、日本海の絶景巡りや新鮮な海鮮丼といったグルメをセットで満喫できるのが大きな強みである。実際の浴場の雰囲気や、周辺観光を含めて紹介する。

なお、同じ北陸の温泉として、山中温泉山代温泉宇奈月温泉なども別の旅路で訪問している。訪問記事はこちらから。

施設情報
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項目 内容
施設名 セントピアあわら
所在地 福井県あわら市温泉4丁目305
料金 600円
泉質 カルシウムーナトリウムー塩化物泉
浴槽 内湯、サウナ、水風呂、露天風呂
営業時間 10:00~23:00
公式サイト https://awara-saintpia.jp/

浴場と温泉の特徴
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セントピアあわらは、2種類の浴場があり、大きく天窓が設けられた、明るく開放感のある天の湯と、合掌造りのような木目調の傾斜天井で薄暗い地の湯がある。天の湯と地の湯は日ごとに男女入れ替え制となっており、私が訪れた際は天の湯を利用した。天の湯に実際入ると、天窓から明るい日差しがたっぷりと差し込まれ、圧倒的な開放感がある。山代温泉の古総湯で見せた明治の薄暗い浴場とは対照的な、現代的で清潔感のある空間である。

肝心の泉質はカルシウムーナトリウムー塩化物泉で、色は無色透明である。pHは7.8で、源泉温度は44℃と高めである。温泉の利用形態としては、加水有り・加温有り・循環有り・消毒有りで、温泉好きとしては残念である。

訪問した日はイベントが開催されており、内湯には数十個のゆずがバラバラと浮かんでいた。日差しに照らされた黄色いゆずは美しく、季節感を演出していた。ただ、その華やかなゆずの香りと同時に、後述する消毒臭がどうしても気になってしまった。

営業中止と消毒臭
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実を言うと、館内に足を運ぶ前から私の心境は少し複雑だった。この施設は当時、レジオネラ菌の検出による営業停止という重い過去を経て、再開したばかりのタイミングだったからだ。温泉地巡りを信条とする身として避けては通れないが、少々の躊躇いもあった。

館内は清潔そのものだったが、内湯に入った瞬間、鼻を突いたのは微かな消毒臭だった。二度と過ちを繰り返さないための徹底した衛生管理の証左だろう。だが、その塩素の香りは温泉本来の個性を覆い隠してしまっていた。

お湯に浮かぶゆずの香りと消毒臭が混ざり合う空間では、どうしても複雑な思いを抱かざるを得なかった。客を呼び戻そうとする施設の努力は痛いほど伝わるが、衛生面を意識しすぎるあまり、お湯の鮮度や趣が遠くに追いやられている気がしてならなかった。出会ったのは名湯の誇りというより、再起に向けて神経を尖らせている現場の硬さだった。

東尋坊観光
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東尋坊

あわら温泉では、衛生面を気にしてあまり良い温泉体験を得られなかったが、近隣にある東尋坊を訪問し、観光には満足感を得られた。やはり有名観光地だけあって、観光客の数は多かった。

海鮮丼

また、東尋坊へ向かう道の途中には、土産物屋や飲食店が並び、やはり日本海沿いということもあって、海産物を売りにしている飲食店が多かった。私もそのうちの1つの店に入り、海鮮丼を食した。お昼時に訪問したおかげか、待ち時間は少し掛かったが、美味しい海鮮を食べれて満足であった。

まとめ
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セントピアあわらは、東尋坊観光と両立しやすい立地で館内も清潔だが、温泉好きには複雑な体験となった。営業再開直後で衛生管理が徹底されていたため、強めの消毒臭で温泉の個性が隠れてしまっていたのは否めない。それでも、東尋坊の絶景や新鮮な海鮮丼を堪能できたことで、旅の満足度は十分に得られた。

温泉本来の鮮度や風情を純粋に追い求める熱心な温泉好きには、消毒臭や循環・加水の面から少し物足りなく感じられるかもしれない。一方で、東尋坊観光のついでに気軽に汗を流したい方は利用しても良いかもしれない。

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